就労移行B型工賃アップを目指して

↑読み始める前に応援のクリックをお願いします。

先日、特別支援学校の卒業式に参列しました。その子たちの進路先は、生活介護、自立訓練(生活訓練)、就労移行B型、就労移行A型、企業等であった。

久喜市には、就労移行B型の施設が市内に6ヶ所、就労移行A型の施設が市内に2ヶ所あります。

就労移行B型

通常の事業所に雇用されることが困難であり、雇用契約に基づく就労が 困難である者に対して、就労の機会 の提供及び生産活動の機会の提供 その他の就労に必要な知識及び能 力の向上のために必要な訓練その 他の必要な支援を行う。

就労移行A型

通常の事業所に雇用されることが困難であり、雇用契約に基づく就労が 可能である者に対して、雇用契約の 締結等による就労の機会の提供及 び生産活動の機会の提供その他の 就労に必要な知識及び能力の向上 のために必要な訓練等の支援を行う。

就労移行A型とBの違いは雇用契約を結ぶか結ばないかという違い

平成29年度久喜市内の就労移行B型の平均工賃は[8,267円]

平成29年度埼玉県内の就労移行B型の平均工賃は、 [14,517円]
比べると−6,250円 平均を下回る結果になる。
平成29年度久喜市内の就労移行B型の最低工賃は [4,403円]
平成29年度久喜市内の就労移行B型の最高工賃は [14,539円] (しっかり県内の平均工賃を超えている)

国は、平成30年4月1日より基本報酬単価をこれまでの人員配置に加え、平均工賃月額が高いほど高い基本報酬に改定した。

平成29年度の各事業所の平均工賃で対象単位を確認したところ

五千円未満(562単位/日)2事業所、五千円以上一万円未満(571単位/日)2事業所

一万円以上二万円未満(586単位/日)2事業所)

であった。現状の584単位に近い単位が貰える事業所は市内には2事業所のみだった。


しかし、月額8,267円で生活できますか?ここから昼食代等を引かれた場合マイナスに間違いなくなります。障がい者年金があったとしても無理でしょう。

自分で働いたお金で物を買ったり、友たちと遊んだりそのあたりまえができない

誰もがあたりまえの生活を!





0コメント

  • 1000 / 1000